■ ステンドグラス ■
ステンドグラスに興味を持ち、独学で技法を習得していくうちに
いろいろな素材を組み合わせた
我流のスタイルが出来上がった
主に使われている素材は、半田(錫と鉛の合金)、ガラス(ステンドグラス用)
真鍮線、銅線、レジン(合成樹脂)
海岸で拾った貝殻やガラスなどを使った事もある
ステンドグラス用ガラス
ステンドグラスの技法では、半田はただのつなぎ目でしかない
初めて半田を扱った時の感動
半田ごてを使って簡単に溶けていくのがおもしろかった
半田を生かした作品を作り始めた
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■ パート・ド・ヴェール ■
ガラスを自分で作りたいと思っていて出合ったのが
‘パート・ド・ヴェール’という技法
粘土で原型を作り、石膏で型を作って
無色の砕かれたガラスと、色を付ける為の粉状のガラスを混ぜ型に入れ
電気炉で溶かす。
ガラスの色は温度や量などで、大きく変化してしまう
サンプルを作っても、同じ色が出なかったりする
作成したカラーサンプル
ガラスを電気炉で溶かした後、徐々に冷ましていかないとガラスが割れてしまう。
温度を少しずつ下げながら冷ましていく
電気炉に入れてから出すまで29時間くらいかかる
電気炉から出したら、最後に磨きの作業
磨けば磨くほど、色が鮮やかになってくる
とても手のかかる技法だけど
やわらかなガラスの質感と色がとても好きで
やりがいのある技法
−−− パート・ド・ヴェールの技法を使って創った作品 −−−
グループ展 池袋 芸術劇場
タブローのページに12点
● 技法書 「パート・ド・ヴェールの技法」 東京ヴェリエ
この本で技法を学びました
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■ フェルト ■
この技法は講座で習った
はじめは興味なかったのに、やってみたらおもしろくて・・・
すっかりはまってしまった
原毛と呼ばれる毛糸にする前のふわふわした綿状のものを
植物染色し、洗剤を使って固めていく
原毛を痛める事でフェルトは出来上がる
同時に習った植物染色も興味をそそられた
植物のもつやさしい色がいい
‘媒染’という、色を定着させる為に行なう工程で薬品を使うのだが
薬品の種類によってまったく色が違ってくる
染める時間・媒染する時間でも微妙な色の変化がある
それがまた興味深くサンプルをたくさん作った。
−−− フェルトの技法を使って創った作品 −−−
グループ展 世田谷美術館区民ギャラリー
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